2016年03月24日

最近見受けられた、ルータ/ハブの誤配線

3月も後半になり、新生活が始まる方も多いですね。

今回は、大掃除や引越しの際に誤った配線をされてしまい、
インターネットの接続トラブルが起こっていた事例をご紹介いたします。
単純なようで意外とハマってしまう方が多いようです・・

まず「ルータ」と呼ばれる機器についておさらいしますと、簡単に言えば
<IPアドレスと呼ばれる番地を割り当て、配下につながったPCやスマフォなどが通信を受けられる状態にする>ように仕事をしています。DHCPサーバともいいます。
(量販店であまり見かけませんが、LAN分岐できず電波も発しない商品もアリ)

最近見受けられた、ルータ/ハブの誤配線
また、以下のような接続の決まりがあり、違ったつなぎ方にしただけで通信不能になることもあります。
point_4回線の上流機器と接続=[WAN]端子
  上流から通信を受け取る端子。[Internet]等と表示されている機種も。
  写真のの白ケーブルがつながっているところ。
  ※上流=告知端末HUB端子、既設ルータのLAN端子、ハブ
point_4配下の端末と接続=[LAN1]、[LAN2]・・端子
  IPアドレスを割り振る。[PC]等と表示されている機種も。
  写真の②③のケーブルがつながっているところ。




それでは前置きが長くなりましたが、炎こんな配線はダメだ!炎という事例を2つご紹介いたします。

 ~その壱~
[WAN]、[LAN]の端子を挿し間違えていた

最近見受けられた、ルータ/ハブの誤配線
最初の写真ではモデム(スマイルネット告知端末機のHUB端子)から延びていた①のケーブルを、[LAN4]に挿してしまっています。ルータが上流に向けてIPアドレスを割り振る状況になってしまい、接続できないことになります。
※多くの機器の初期状態にて。正しいブリッジ設定であれば問題ありません

複数のルータ/ハブをおいてあるご家庭で何度か見かけました。心当たりのある方はどうぞご注意くださいませ。
知らないうちに同居人がルータ増設していたというケースもありますがkao08



 ~その弐~
ケーブル両端が同じ機器に挿してあった

最近見受けられた、ルータ/ハブの誤配線
②ケーブル。片方はPCなど端末に挿さないといけません!ルータがルータ自体にIPアドレスを割り振り続けることになりフリーズしてしまいます
写真はあえて単純にしてありますが、同じ色の長いケーブルがこんがらがっている環境なら結構ありえる事態です。
(確かに端子近くで抜けているケーブルがあると、挿してみたくなりますが・・使っていないモノは元からはずしてスッキリさせましょう)



プリンタや複数端末など、家庭内ネットワークが身近なものとなった近年。
どうしても複雑化してしまい、意外なことでダウンしてしまいます。
基本を抑えておくだけでぐっとトラブルが減りますので、覚えておいて損はないと思いますよ。

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Posted by 東近江スマイルネットサービスセンター at 12:00│Comments(0)
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