2013年09月05日
電子データの保存について
いつも東近江スマイルネット、並びに、サービスセンターブログをご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
今回の担当はFです。今日はデータ保護の観点から少し書いてみたいと思います。
皆さんは「データのバックアップ」というものは、作成されたことはありますか?パソコンは機械ですので、いつかは故障します。業務で使っている場合に比べ、個人的に家などで使っている場合には、あまり意識していないことが多いかもしれません。いざと言うときに慌てないように、常日頃から大事なデータはバックアップを作っておくことが大事だと思います。
では、どのようにバックアップをしておくと一番良いのでしょうか。
保存する媒体として考えられるのは、「HDD、USBメモリ等のフラッシュメモリ、DVDなどの光ディスク、磁気メディア、紙」辺りでしょうか。
これらを詳しく見てみると、
HDD(ハードディスクドライブ)
保存したいデータと同じHDDへの保存、別のHDD(外付等)
フラッシュメモリ
USBメモリ、SDカード、CFカード、SSD(ソリッドステートドライブ)もここに入りますね。
光ディスク
CD、DVD、ブルーレイ
磁気メディア
LTO(磁気テープ)、FD(フロッピーディスク)、MO(マグネットオプティカル)
紙
写真や文章は、印刷してしまうのが究極の保存方法かもしれません。
それぞれ寿命や特徴を見てみましょう。
HDD
稼動部品が多く、故障することも多い。磁気、湿気、寒暖に弱い。5年程度が寿命の目安。
フラッシュメモリ
半導体と電子の仕組みによりデータを保持しているが、それが使用回数、経過時間とともに減少し、5年~10年(もしくは10万回)程度で読めなくなってしまう可能性がある。抜き差しにより、接触部が劣化することも多い。
光ディスク
メーカーの努力により寿命が延びつつあるメディア。一般的なものでも、保存方法次第では10年程度、最新機器とディスクであればもっと保存できそうとのこと。ただし、保存環境が悪いと1-2ヶ月で読めなくなってしまう場合もある。
磁気メディア
FDは数年で磁気が弱くなってしまう。光磁気メディアであるMOは理論的には50年程度保存できるとなっているが、容量が小さいことと、今ではほとんど見かけなくなってしまった。
紙
運がよければ何十年、何百年でも残るかもしれない・・・!?
このように列挙すると、どの媒体でもずっと保存しておく、というのは不可能であることがわかります。解決策としては、複数の媒体を上手に使い、保存環境に気を使いつつ、定期的にデータを新しい媒体へコピーしていく、と言う形になりますでしょうか。写真は印刷してアルバムに、文章は本にしておく方が長持ちしそうに感じますね。(ただ、紙媒体も空調管理等がされていないと痛んでしまったり、虫が食ったりします)
電子データの限界と言うのを感じてしまう記事になってしまって申し訳ありません。ただ、いろんな企業さんができるだけ長期保存できるものを!と、日夜研究開発しておられますので、それを応援して今回のブログの〆にさせていただきたいと思います。
(上記の期間等は絶対を保証するものではありませんし、かといって必ず故障すると言うものでもないことをご了承ください)
また次の機会には、パソコンの故障とデータの救出について取り上げてみたいと思います。
今回の記事に関して、もしくは、ぜんぜん関係のないことでも、わからないことがございましたら、スマイルネットサービスセンターまでお問合せくださいませ。
------------------------------------------------------------
東近江ケーブルネットワーク㈱
IP:050-5801-2525 NTT:0749-45-8391
受付時間:8:30~17:15(平日)
東近江スマイルネットサービスセンター
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受付時間:9:00~20:00(平日)/9:00~18:00(土日祝)
今回の担当はFです。今日はデータ保護の観点から少し書いてみたいと思います。
皆さんは「データのバックアップ」というものは、作成されたことはありますか?パソコンは機械ですので、いつかは故障します。業務で使っている場合に比べ、個人的に家などで使っている場合には、あまり意識していないことが多いかもしれません。いざと言うときに慌てないように、常日頃から大事なデータはバックアップを作っておくことが大事だと思います。
では、どのようにバックアップをしておくと一番良いのでしょうか。
保存する媒体として考えられるのは、「HDD、USBメモリ等のフラッシュメモリ、DVDなどの光ディスク、磁気メディア、紙」辺りでしょうか。
これらを詳しく見てみると、
HDD(ハードディスクドライブ)
保存したいデータと同じHDDへの保存、別のHDD(外付等)
フラッシュメモリ
USBメモリ、SDカード、CFカード、SSD(ソリッドステートドライブ)もここに入りますね。
光ディスク
CD、DVD、ブルーレイ
磁気メディア
LTO(磁気テープ)、FD(フロッピーディスク)、MO(マグネットオプティカル)
紙
写真や文章は、印刷してしまうのが究極の保存方法かもしれません。
それぞれ寿命や特徴を見てみましょう。
HDD
稼動部品が多く、故障することも多い。磁気、湿気、寒暖に弱い。5年程度が寿命の目安。
フラッシュメモリ
半導体と電子の仕組みによりデータを保持しているが、それが使用回数、経過時間とともに減少し、5年~10年(もしくは10万回)程度で読めなくなってしまう可能性がある。抜き差しにより、接触部が劣化することも多い。
光ディスク
メーカーの努力により寿命が延びつつあるメディア。一般的なものでも、保存方法次第では10年程度、最新機器とディスクであればもっと保存できそうとのこと。ただし、保存環境が悪いと1-2ヶ月で読めなくなってしまう場合もある。
磁気メディア
FDは数年で磁気が弱くなってしまう。光磁気メディアであるMOは理論的には50年程度保存できるとなっているが、容量が小さいことと、今ではほとんど見かけなくなってしまった。
紙
運がよければ何十年、何百年でも残るかもしれない・・・!?
このように列挙すると、どの媒体でもずっと保存しておく、というのは不可能であることがわかります。解決策としては、複数の媒体を上手に使い、保存環境に気を使いつつ、定期的にデータを新しい媒体へコピーしていく、と言う形になりますでしょうか。写真は印刷してアルバムに、文章は本にしておく方が長持ちしそうに感じますね。(ただ、紙媒体も空調管理等がされていないと痛んでしまったり、虫が食ったりします)
電子データの限界と言うのを感じてしまう記事になってしまって申し訳ありません。ただ、いろんな企業さんができるだけ長期保存できるものを!と、日夜研究開発しておられますので、それを応援して今回のブログの〆にさせていただきたいと思います。
(上記の期間等は絶対を保証するものではありませんし、かといって必ず故障すると言うものでもないことをご了承ください)
また次の機会には、パソコンの故障とデータの救出について取り上げてみたいと思います。
今回の記事に関して、もしくは、ぜんぜん関係のないことでも、わからないことがございましたら、スマイルネットサービスセンターまでお問合せくださいませ。
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